【不登校】一度も食べなかった給食費が、なんと区から返金されました!

え・・・?給食費の請求がきた・・・

週に一度の放課後登校から帰宅した娘の

リュックの中をチェックしたら、何やら封筒が入ってました。

あー、教材費か何かのお支払いかな?

銀行の口座にお金がなかったか。

と思って見ると、給食費の請求でした。

  

その額、20550円。

  

げげっ・・・!給食、止めてもらってるとばかり思ってました。

2年の3学期くらいのときに、先生から「もったいないから止めときましょう」と言われたので

それが引き継がれていると勘違いしていたのです。

  

10月分までは毎月引き落とされていたので、

11月分から2月までの請求ですが、それにしても

一度も食べていない給食の代金を遡って払うというのはなんとも悔しい。

先生だって、娘が一度も給食を食べていないのを知っているのに、

よく平然と請求書を出してこれるものである・・・

・・・などと一瞬先生を恨みそうになってしまいました。

  

なんとか支払わないで済む方法はないものだろうか?

もしくは減免や返金などの救済措置がないのだろうか?

  

悔しいという一念から、調べてみることにしました。

  

そもそも給食を止めることは出来るの?

そもそも、小中学校の給食を止めることは出来るのでしょうか?

→これは出来ます。

  

我が家も2年の3学期は給食を止めていました。

ただ、各学校によって対応はまちまちのようで、

ブログやツイッターなどで「不登校 給食」などの

キーワード検索をすると

「学校が止めさせてくれない」という声もあることがわかりました。

また給食を止めようかどうしようか悩んでいる不登校児の保護者も多数見受けられました。

というのも、子がまだら登校の場合、登校した時に給食を食べられないとかわいそう、

あるいは登校しても給食がないために4時間目で帰ることになる、などの状況が想定されます。

その為に月に数回食べるか食べないかわからない給食費を泣く泣く払い続けることになるのです。

もし払わなかったら、どうなるのかな?

ところでうちは飲食店なので、コロナで家計は大打撃を受けています。

なので、こんな時に給食費2万円は痛い!

これから下の子の小学校入学で制服等の高額出費祭りなのに。

払いたくないよー!娘は「払わなきゃいいじゃん!」と軽く言います。

踏み倒す・・・?それも一つの手ではあるな。

  

でも担任の先生が困っちゃったりしない?

娘の担任の先生はまだ24歳くらいの社会経験の少ない若者なので、

この件で保護者(私)と上司の板挟みになって

苦悩することになったらかわいそう。

給食費の徴収は担任の先生が責任をもってやらないといけないのかしら?

これもググってみました。

すると、私の住む中央区は給食費の徴収は教育委員会に委託されているようです。

  

でも先生の仕事になってる自治体もあるようで、給食費の徴収をめぐり裁判を起こしてる先生もいて、

しかも裁判で先生が負けてるとか・・・。ほんと意味不明。かわいそう。

  

  

しかし・・・、給食費未払いってそんなに多いんでしょうか?

  

このYahoo!ニュースの記事には、「給食費未納の生徒がいる学校は小学校で約42%、

中学校では約55%と、全体の半数近い学校」とあって、え?そんなにいるの?と

一瞬思ったのですが、「全校児童中1人でも未納の生徒がいる学校」が小学校の42%なのであって、

未納率自体は全体の0.8%程度でした。そんなに多いわけないですよね。

ただ、未払い問題は多くの小中学校で増加傾向にあって

ある自治体では給食費の未納がかさみ、デザートのプリンが出せなくなった事例もあったそうです。

また給食費の請求権の時効は2年と短いため、法的手続きに踏み切る自治体も増えています。

実際、2年で時効なら逃げ切れそうな気もしなくはないですが、

私はそういうの好きじゃないので、あくまで正攻法を探してみます!

減免、返金などの救済措置はないの?

学校側としては食べてなくても作っちゃった分は支払ってもらわないと困る、

ということですから、じゃあ一旦は支払ったとして、行政サービスには

給食費の減免制度や返金してもらえるケースはないのでしょうか?

  

中央区には就学支援制度があって、これを申請すれば給食費も免除になります。

でもこれは経済的に困窮してる世帯が対象で所得制限があり

いくらうちが今現在コロナで困窮しているといっても、対象外のようです。

  

では、一旦支払ったものを返金してもらえる可能性は?

  

給食費を徴収されると、あたかも材料費だけで給食が成り立っているかのように

思ってしまうけど、実際は違います。

児童の保護者が給食費として支払っている金額は、材料費の一部に過ぎず

給食事業全体を支えているのは都区民税などの税金です。

給食事業に対しては私たちも支払うものは支払っているのだから

利用者負担の分は、利用していないことを申請すれば返金されてもいいのではないでしょうか?

  

支払った給食費を区税の中から返還してもらうという理屈は成立しないかしら?

調べていたら、群馬県邑楽町の町議さんのこのブログを発見しました。

ブログでは松島町議が、不登校児の保護者から「食べてない給食費の返金」について

相談を受けた事例が紹介されています。

町の条例規則を調べたところ、町教育委員会規則に

「病気又は事故、その他の事由により、給食を引き続き10日を超えて取らなかった場合は日割り計算とする」という規定がありました。

  

不登校は「その他の事由」に該当するから、規則に基づいて返金するよう教育委員会に話して

無事給食費は返金された、という顛末が綴られていたので、

私は「中央区にはこういう規則ってないのかな〜?」と思いました。

しかし、条例規則?教育委員会規則?なんだそれ・・・。

どうやって探せばいいんだろう?

検索してみたものの、所詮素人。なにもわかりませんでした。

区議会議員さんに相談だ!

区の教育委員会に電話で問い合わせれば何かわかるかな?

しかし教育委員会の人が丁寧に教えてくれるとは思えないな。

もっと親身になってくれる人は誰かいないかな。

邑楽町議の松崎町議のような人は・・・。

  

そうだ、中央区の区議さんに相談してみよう!

  

私は、選挙にはもちろん毎回行っているのですが、

特定の議員さんを応援してるとか付き合いがある、ということは

全くないので、区議さんのブログなどを拝見し相談しやすそうな人に目星をつけて

メールを書いてみました。

  

子育てを重点政策に掲げている議員さんはたくさんいたのですが、

ツイッター界隈でよく聞く『困ったときは共産党』という教えに従い、

共産党のおぐり智恵子議員にメールを出しました。  

  

なんと翌日には返信がきて、区の教育委員会の規則を調べてみます、と言ってくれました。

迅速!丁寧!

  

おぐり議員の娘さんも小中不登校だったそうで親近感がわきました。

娘の時は給食費が返還されたような記憶があります、

とおっしゃっていたので、一筋の光が見えてきましたよ!

・・・中央区には返金する規則はないそうです!

おぐり議員からは直接お電話もいただき、

詳しい事情をお話しして、調査していただいたのですが

最終的には前出の邑楽町のような規則は中央区にはないようだ、という返答でした。

  

そうかー!残念・・・!

  

不登校だけでなく、様々な長期欠席のケースでも返金されれば、

みんな助かるのだから、ぜひ導入したらいいのに。

でも、自治体によって対応は異なるから、

不登校児をもつ親御さんで給食費のことで悩んでる方は

一度自分の住む自治体に問い合わせてみることをおすすめします。

  

今回の給食費の件では、学校や行政サービスについて疑問を持ったら

区議さんや町議さんに気軽に聞いてみていいんだ、

ということがわかっただけでも、私にとっては収穫でした。

区政が身近になったように感じました。

おぐり議員、ご協力いただき、ありがとうございました!

なんと給食費が返金されることになりました!

と、ここまで書いてどうやってまとめるかな、と考えていたら

なんと先ほど、小学校の教頭先生からお電話があって

給食費を返金してもらえることになりました!

しかも、昨年の8月分から遡って返金していただけるそうです。

  

わあー!うれしい!

  

私としては、区の行政サービスにそういうメニューがない以上、

支払うのが筋であると納得していたので驚きました。

嬉しいサプライズ。

  

教頭先生が仰るには、「学校としては個別の事情に考慮して対応する方針」とのこと。

  

うちの場合、子供が不登校で給食を食べてないこと、前年の3学期に給食を止めてることの

申し送りが不十分であったこと(←これは私の落ち度でもあるのですが)などが

考慮された点かなと思われます。

  

学校に対しても行政に対しても、なんて杓子定規なんだ!と憤ることばかりだったので

期待していなかったのですが、こうして小さな声を拾い上げて対応してくれたことが

私はうれしかったです。

もちろん返金自体が家計にすごく助かる・・・!

まとめ 感想

去年までだったら、私は給食費の請求がきても

異議申し立てをせず支払っていたと思います。

引き落としが続いていることをチェックしていなかったのは

私の落ち度ですから。

娘は一回も給食を食べてないけど、

給食は用意されてるから仕方ないと諦めたと思います。

  

でもこのコロナ禍で、私どもの店は営業自粛を余儀なくされ売り上げは激減しました。

その補填として、行政は意外とさまざまな助成金を用意してて(足りないけど)

申請手続きは面倒でも助成されれば非常に助かることを知ったし、

逆に情報を取りに行かなければ、必要な助成を受けられないことも痛感しました。

  

それで給食費も同様に、「支払ったけど食べてない」という事態に対応する

行政手続きがどこかにあるのかもしれない、と思ったのです。

それを我々が知らないだけで。

  

考えてみたら、区立小の先生だからといって区の行政サービスのことを

把握してるわけではないから、もしかしたら先生も知らないってことは

大いにあり得るな、と思い調べてみました。

  

先生のお仕事を増やしたくない、学校と対立したくない、という気持ちもあったのですが、

もし給食費が返金されるケースもあることがわかれば

これは不登校児の保護者のみならず、誰にとっても有益な情報です。

  

私も今回、インターネットを通じてたくさんの事例を知りました。

この経験がどこかの誰かの役に立ちますように、という願いをこめて

このブログをシェアさせていただきます。

色々な形で協力していただいた諸先生方、どうもありがとうございました。  

この記事を書いた人

リョウコ

1974年生まれ。子供が2人と旦那が1人で、東京都在住。
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