娘っ子、英語辞めるってよ・・・とは済ませられないのよ親としては。

先週の英語教室の話の続き。

 

三連休明けの火曜日、娘は小学校へ息子は幼稚園に行った。

久しぶりに子供が誰もいない。

 

今週末に娘の小学校では、ちょっとしたフェスがあるので

イベント好きな娘はそれの準備の為に登校していった。

上級生が迷路とかお化け屋敷とかやって

下級生が遊びにくるやつである。

娘っ子は受付の係なんだそうだ。

 

いつもはお弁当食べたら早退してくるのだが、

昨日は6時間目まで授業を受けて帰ってきた。

下校は15時くらいか。

 

今日は火曜日。英語の日である。

行かないっていうだろうなあ・・・と思いつつ、

「今日、英語だよ?」と振ってみた。

娘は「えー行きたくないー」「行かないー」と即答。

予想はしていたが、やっぱり何とも言えない気分になるな。

 

「先週は、『来週は行く』って言ってたよ?」

「もう三週間休んでるんだけど?」

などとイヤーなことを言ってみる。

 

「行きたくない」「行きたくない」・・・

娘はカメさんのようにうずくまってしまった。

ついに「そんなに嫌なら英語もうやめる?」という言葉が口をついて出た。

いつもは「やめない」と返事があるのだ。

 

が、今日は「・・・うん。もうやめたい。」と娘は言った。

 

はあ〜・・・それはそれで・・・

私も自分で自分の考えがわからなくなってしまった。

 

やめてもいいけど、やめたらダメ、みたいな。

いや、べつにいいけどさ、でも・・・みたいな。

 

何か言いたいことがあるんだけど、一体私は何が言いたいんだろう?

このまま通ってても、正直なにか成果があがるとは思えない。

何しろ英語学習に対して、娘は全く熱意がなくなってしまったのだから。

私自身も、何か指導をしてあげられるわけではないので

どうしたものか途方にくれている。

 

英語がどうこうって話じゃないのだ。

飽きたからやめた、というのが嫌なのだろうか。

情熱のなくなった習い事を続けるのは私だって苦痛だろう。

どちらかというと飽きたことはさっさとやめた方がいいのじゃないかと思う。

お金も時間も無駄だし。

 

本当にわからない。私は何が言いたいのだろう?

何が大事だって言いたいのだろうか?

思い通りにならない娘に対して

苛立って嫌がらせをしたいのだろうか・・・?

 

本当に、それだけ?

 

「約束」っていうのが、ひとつのキーワードなのかな、

とぼんやり感じているのだが、その正体がなんなのかよくわからない。

 

椎名林檎さんの『本能』という曲の歌詞に、

 

約束はいらないわ はたされないことなど大嫌いなの

 

という一節があって、私はこれは真理だなと思う。

 

守れない約束はしない方がいいのだ。

 

でも、約束が果たされるということがあれば、人は感動するものだ。

『走れメロス』は男が約束を守っただけの話だけど

それが困難なことだとみんな知ってるから感動するのだろう。

 

だから、約束っていうのは人との約束であっても

最終的には自分との約束・・・

「自分は約束を果たす」と自分に約束することなんだろうな。

 

娘の習い事の辞めるやめないで、おおげさな話になってしまったが、

ここに到るまで大小さまざまな約束をしているのだ。

 

ちゃんと予習をするだの、来週はちゃんと行くだの。

こないだなんか、英語のお友達と

「来年も同じクラスにしようね」なんて約束もしていたじゃないか。

(来年は行かないでいいかな・・・と私は考えていたのだが)

 

それらの約束を悉く反故にして、気分次第で辞めるっていうのは

なんだかとっても腹立たしい。

 

娘のココロの中には、まだ「自分との約束」という

何というか、「フック」みたいな「重し」みたいなものが

育っていないのだろう。

 

それがないと、手を離してしまった風船のように

どこまでも飛んでいってしまって

これはもう誰にも、本人にさえもコントロールできない状態になってしまう。

 

これは良くないんじゃないか?

これは良くないんじゃないの?

と、自分のココロの声が聞こえる。

 

しかしどうやって伝えればいいのだろうか?

 

自分自身だって約束を果たしたことなどあるのだろうか?

 

どちらかというと、

約束を果たせないから約束をなるべくしないで生きてきた。

約束を果たす喜びを知らないから説得力にかける。

 

いまひとつ、強く言えない。何事も。

 

私なんぞが、偉そうにという気恥ずかしさがある。

立派な大人にはなかなかなれるものではない。

この記事を書いた人

リョウコ

1974年生まれ。子供が2人と旦那が1人で、東京都在住。
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