PTA、退会できるの?できないの?

5月11日、思い立って自作のPTA退会届けを学校に提出した

そもそもPTAは任意の団体だから加入も退会も本来自由なのだという。

最近はネットでちょっとググれば、PTA退会に関する記事や

ブログなどがいくらでも出てくるし、

コピペして使ってちょ、という退会届のフォーマットも充実している。

私も基本コピペして退会届を作成した。

 

なぜPTAを退会しようと思い立ったのか

前々から退会することができるのはなんとなく知っていた。

実行する勇気とやる気がなかなか出なかったのだが、

今年は幼稚園の息子が最終学年で

PTAの役員の負担がすごい。

それを思うと本当に憂鬱になる。

コロナで幼稚園がお休みになってホッとした。

私は集団行動が苦手で、

お母さんたちとの付き合いは本当についていけない。

PTAはほんとヤダった。

娘は学校ヤダって言ってちゃんと不登校なのに、

私はPTAヤダって思ってて行動しないのは

娘の手前カッコつかないな・・・、と思った。

 

それと私の敬愛するガメさんのブログの記事。

オンボロシステムである民主制が日本において特に機能しないのは、

日本文明の特性によっていて、見ていると、そもそも日本の人には

「起きてから寝るまでわがままでいたい」という自由への欲望がない。

日本の人のおおきな美点は内省的であることだとおもうが、

日本人の場合は、個人の奥底から社会に向かう

「なんで、やりたいことがやらせてもらえないんだああああ」という欲望のベクトルがないもののようで、

自分の内側で、ぼそぼそと自分自身と相談して、

まあ、みんなとおなじようにしたほうがいいよね、と個人の身内で解消してしまうもののようでした。

別に民主主義などはなくても、あんまり困らない国民性に見えます。

 

日本以外の国では、「私はこうしたい!」と主張するのは

ふつーのことだし、むしろそれが出来ないと生きていけないんじゃないかしら?

他の国に住んだことがないからわからないけど。

 

私は約9年前、37歳で娘を産んでからというもの、

「お母さんだから」「専業主婦だから」と自分に言い聞かせて

自分の感情を全部後回しにしたり、あるいは蓋をして生きてきた。

 

そして娘が幼稚園に入ってからは

周りの人はどうしてるか、という基準で物事を判断するようになってしまった。

 

例えば幼稚園で水着を用意してくださいと言われたら、

「みんなはどういう水着にするのかな?」と真っ先に考えてしまうのです。

 

37歳まで自由を愛して、色んなことを自分の裁量で判断して

生きてきたのに、学校に代表される管理社会から全力で逃げてきた

人生だったのに、あっけなくつかまってしまった。しかも無自覚に。

 

数年前から少しずつ、本来の自分を取り戻しつつある。

 

それは子供たちの手がかからなくなってきたことや

夫が大変協力的に変化してくれたこと、など

外的な要因に寄るところが大きいかもしれない。

 

ここで一歩踏み出して、

「私はPTAなんか全然やりたくなーい!」って私が叫べば、

息苦しい思いをしながらも言い出せない誰かが救われるかもしれない。

 

とにかく、この時の私のテンションは

「こんなの、嫌なんじゃー!」って叫びたかったって感じかもしれない。

退会届を先生に提出した

なぜ5月11日になったのかというと、

この日から「学習定期便」というインタラクティブなラーニングが

開始され、とはいえインフラが整備されてるわけではないので

学校まで歩いて取得しにいかねばならない・・・しかも高速で・・・(うそです)

そういう事情がありまして。

 

私は、小学校の校長先生宛てとPTA会長宛ての2通の退会届を用意した。

 

3年生の娘の担任の先生は新卒2年目の若い女性で

「PTAの退会届を出したいのだが」というと

「はあ、そうですか。上司に渡しておきます」と言って

おそらくなんのことかわかっていない様子だった。

 

そして息子の通う幼稚園。

子供たちの通う小学校・幼稚園は同じ敷地にあって

幼稚園のPTAは小学校の下部組織、幼稚園部会という存在である。

こちらも幼稚園の園長先生と幼稚園部会の部長さん宛てに2通用意した。

息子の担任の先生は4月に赴任してきたばかりの

右も左もわからない先生なので

一応、「PTAの退会届を提出したいのだが、園長先生に直接渡した方がよろしいか?」と

お伺いをたてた。担任の先生が蚊帳の外ではまずかろうと思ったのだ。

 

園長先生に退会届を渡すと

「えー!」と驚いて

「初めてのことなんで混乱してます。えーーーと・・・」という感じ。

「辞めないとダメなの?役員やらないでいいように配慮するよ?

てか、お母さん、なんか嫌なことでもあったの?」などなど、心配してくれた。

後日、校長先生から電話

13日の夕方、校長先生から電話があった。

「PTA退会の件でお話を聞かせてもらえませんか?」とのことで

学校まで来て欲しいというのだ。

 

私は、「退会したいだけでこちらは話すことは別にない。

質問があるなら文書でお願いします。」と言ったのだが、

「あのーまあー文書だとあれなんで」

 

あれってなんだよ!

 

とにかく会って話したいそうだ。

 

25日の午前中にPTA会長さんと校長先生と面談することになった。

怖いから夫にもついてきてもらうことにした。

25日の話し合い

校長室には校長先生とPTA会長、園長先生、教頭先生が揃っていた。

なんか大事になっちゃってやだなーと思ったが、

大事にしてるのは先方さんなので気にしない。

大義もへったくれもなく、ただPTAがヤダってことを述べた。

学校とPTA側は「配慮するから退会はしないで」というスタンスで一貫していた。

私は「配慮してほしいのではなく、退会したい。筋を通させてほしい」と

主張したのだが、なんと、のらりくらりとかわされてしまった。

 

どうやら学校はどこまでも非公式な存在にしたいらしい。

PTAを退会したい保護者の存在も、不登校の子供も、

いないことにしたいのだろう。なんかきっと都合が悪いのだろう。

 

その日は結局結論は出ず。

 

なんで小学校と幼稚園とPTAのトップが集まってるのに、

結論が出ないんだろう?

 

持ち帰って誰かに判断を仰ぐのかな?

トップなのに?不思議なことである。

 

果たして私はPTAを退会できるのだろうか?